[2011年12月01日][ 介護系 ]
腰痛予防対策②(完)
2.作業前体操
急性腰痛は、休日明けの作業開始直後から3、4時間の間に起こりやすいことこと、始業時は体の動きや外力に対する反応性等が低下していること、作業の前に筋肉をストレッチ等で刺激するとその後の筋活動に対する備えができることなどから、始業時には、ストレッチ体操やひざ、脊椎、股関節等の屈伸・ねん転運動等の準備運動を行う必要がある。
腰部に過度の負担のかかる作業を開始する前には、下肢関節の屈伸、体幹部のねん転、筋肉のストレッチを含む体操を行う必要がある。(作業前体操例:参考1 参照)
3.腰痛予防体操
職場内の施設または家庭において腰痛予防体操を実施し、腰部を中心とした腹筋、背筋、臀筋等の筋肉の柔軟性を確保するとともに、筋肉を再建することが腰痛の予防にとって重要である。
(腰痛予防体操例:参考2 参照)
4.作業前体操・腰痛予防体操実施についての注意点
①無理に伸ばしたり、反動をつけて体操を行わない。
②腰痛予防体操を行って、痛みが増す時は、速やかに中止する。
③痛みが激しい時には、無理して体操を行わない。
④毎日少しずつ、自分にあったペースで、腰痛体操を続けること。
⑤専門家の意見に従って行うのが良い。
[2011年11月21日][ 介護系 ]
腰痛予防対策①
介護現場における職員の腰痛経験者は、およそ9割と言われています。
腰に負担のかかる動作の多い介護の仕事で腰痛にならない為にも、自分自身で介助姿勢の工夫や腰痛予防体操をする等、腰痛予防の対策をしていく必要があります。
ケアの質の低下や離職にもつながり兼ねない「腰痛」をしっかり予防していきましょう!!!
1.介助姿勢・動作に関する留意点
①腰部に負担のかかる中腰、ひねり、前屈、後屈ねん転等の不自然な姿勢をなるべく取らないようにすること。
この為、なるべく正面を向いて介助ができるようにベッドの高さ、介助する位置等の調節を行うこと。
②立位、椅座位等において、同一姿勢を長時間取らないようにすること。
③腰部に負担のかかる動作を行うにあたっては、姿勢を整え、かつ急激な動作を避けること。
④頚部または腰部の不意なひねりを可能な限り避け、動作時には、視線も動作に合わせて移動させること。
⑤介助時にはボディメカニクスを活用し、腰部への負担を可能な限り少なくする。
ボディメカニクス8原則
①対象に近づく
②対象を小さくまとめる
③基底面積を広くとる
④膝を曲げ重心を下げ、骨盤を安定させる
⑤足先を動作の方向に向ける
⑥大きな筋群を使う
⑦水平に移動する
⑧てこの原理をつかう
今日のせんとなび
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[2010年12月03日][ 医療・福祉 ]
リスクマネジメント その2(完)
●リスクマネジメントの必要性につて
介護事故防止の取り組みを行うことは、施設や利用者にとって、事態の発生を未然に防ぐことになります。
また、職員が提供するサービスの質の向上につながるものです。
「身体拘束ゼロ作戦」が推進され、施設内のリスクマネジメントの一貫として、身体拘束の廃止を実現していく取り組みがなされています。
これは、ケア全体の質の向上や生活環境の改善のきっかけとなるものであり、身体拘束廃止を最終目標にするものではなく、身体拘束廃止を行う過程において様々な課題に気づき、よりよいケアを取り組んでいくものであると思います。
「身体拘束はやむを得ない」「廃止は不可能」といった固定概念や認識を改革していく努力が必要となります。
●施設におけるリスクマネジメント
リスクマネジメントの方法としては、「ヒヤリハット報告書」などの積極的な取り組みにより、リスク状態を具体的に把握できるようになっています。
また、「介護者個人の不注意によって事故が起きている」という誤解をなくし、「施設の体制上の問題により事故が起きる危険がある」ということを考えていきます。
体制上の問題が存在するということを意識し、個人責任ではなく組織責任を明確にし、組織全体の責任ということがとても重要です。
施設現場では、利用者様の尊厳を守るためにさまざまな業務をこなしていかなければなりません。
しかし、実際は難しいと思うこともあるかと思います。
問題点を的確に捉えて、問題点と限界とを視野に入れて実現的に対応できる体制づくりを心がける必要がます。
介護事故の事例は、出来る限りの情報を集めるということが大切なことだと思います。
情報を大切にして、順序良く施設サービスを行っていく事が、事故の防止につながるものだと考えられています。
●まとめ
リスクマネジメントについて少しでも分かっていただけたでしょうか?
皆さんも、施設で働いていると事故を発見した経験があるかと思います。
身体拘束廃止活動が進められて、利用者様の生活の幅が広がることで介護職員は利用者様の安全について技術が求められています。
様々な事故がありますが、職員が目を離したすきに事故になった…など職員の配慮で防ぐことができる事故も多いのが事実です。
利用者様の特徴や生活習慣、介助方法を工夫すれば、防げる事故もあります。
職員1人1人の“気づき”がとても重要です。
「こうすればよかった…」と振り返りながら、次につなげていき、周りの職員の方と話し合うことによって利用者様にあった事故対策ができたらいいですね。
観察力を養い、「報告・連絡・相談・」をしっかりと行い、安全なケアをしていきましょう!!
