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リスクマネジメント その2(完)
●リスクマネジメントの必要性につて
介護事故防止の取り組みを行うことは、施設や利用者にとって、事態の発生を未然に防ぐことになります。
また、職員が提供するサービスの質の向上につながるものです。
「身体拘束ゼロ作戦」が推進され、施設内のリスクマネジメントの一貫として、身体拘束の廃止を実現していく取り組みがなされています。
これは、ケア全体の質の向上や生活環境の改善のきっかけとなるものであり、身体拘束廃止を最終目標にするものではなく、身体拘束廃止を行う過程において様々な課題に気づき、よりよいケアを取り組んでいくものであると思います。
「身体拘束はやむを得ない」「廃止は不可能」といった固定概念や認識を改革していく努力が必要となります。
●施設におけるリスクマネジメント
リスクマネジメントの方法としては、「ヒヤリハット報告書」などの積極的な取り組みにより、リスク状態を具体的に把握できるようになっています。
また、「介護者個人の不注意によって事故が起きている」という誤解をなくし、「施設の体制上の問題により事故が起きる危険がある」ということを考えていきます。
体制上の問題が存在するということを意識し、個人責任ではなく組織責任を明確にし、組織全体の責任ということがとても重要です。
施設現場では、利用者様の尊厳を守るためにさまざまな業務をこなしていかなければなりません。
しかし、実際は難しいと思うこともあるかと思います。
問題点を的確に捉えて、問題点と限界とを視野に入れて実現的に対応できる体制づくりを心がける必要がます。
介護事故の事例は、出来る限りの情報を集めるということが大切なことだと思います。
情報を大切にして、順序良く施設サービスを行っていく事が、事故の防止につながるものだと考えられています。
●まとめ
リスクマネジメントについて少しでも分かっていただけたでしょうか?
皆さんも、施設で働いていると事故を発見した経験があるかと思います。
身体拘束廃止活動が進められて、利用者様の生活の幅が広がることで介護職員は利用者様の安全について技術が求められています。
様々な事故がありますが、職員が目を離したすきに事故になった…など職員の配慮で防ぐことができる事故も多いのが事実です。
利用者様の特徴や生活習慣、介助方法を工夫すれば、防げる事故もあります。
職員1人1人の“気づき”がとても重要です。
「こうすればよかった…」と振り返りながら、次につなげていき、周りの職員の方と話し合うことによって利用者様にあった事故対策ができたらいいですね。
観察力を養い、「報告・連絡・相談・」をしっかりと行い、安全なケアをしていきましょう!!
